1962年生まれ、かな入力千代子のお天気日記

バブルですか?上空を西から東へ通り抜けるのを下から眺めてました

デリア レースに慰められて

若い頃買った、デリア レースのリトグラフです。

休日に、ふらりと立ち寄った画廊で買いました。

子供のバレエの発表会、家族でミュージカルを見に行く。

何か、そんな風な温かいものを感じたのです。

こんな風になればいいなあという、憧れを絵にしたものを見た気持ちになりました。

二十代の頃、思い通りにならない事、理不尽な事、様々ありました。それでも、休日に部屋でこのリトグラフを眺めて、そんな気持ちをやり過ごしていました。

思い通りにならない事など、今でもあります。けれど、今は、自分のやりたい事と自分がやりたいけれど能力や才能を考えると不可能な事も、理解出来ます。

諦めるというのは、我を手放す事ではないかと最近は、思います。

そんな心境で、若い頃眺めていたこのリトグラフを再び眺めると、精一杯、虚勢をはっていた自分に、そこまでやったのだから、もういいよと言いたいです。

私の心境が変化しても、このリトグラフを眺めている時の、安らぐ気持ちは、いつまでも変わりません。

 

誰のものだろう

私が会社員を辞める時、電話で父に報告しました。

父は、クネオ君と交際中である事を知っていましたが、私の退職を心配し、反対しました。

私は、おもわず「私の人生は私のものだ」と父に電話口で言い、電話を切りました。

その二か月後、父の二回目のワクチンの接種を終えた後、やはり挨拶はしようと思い、父の家に行き、挨拶、その翌日に入籍しました。

現在クネオ君は、病気で休んでいます。

私は、派遣社員の自分が病気になる訳にはいかないと思い、食事や睡眠時間、外出等、気を使っています。

けれど、悲壮感が全くないのです。

仕事も健康も自分だけのものでないという事に、人から求められている実感があるのです。

私の人生は、私だけのものでないと思う時、何か充たされたものを感じます。

 

 

Kちゃんの思い出

千代子は、かつて母から指輪を貰いました。それは、母が、父方の祖母から、結婚した時にもらったものだそうです。

シルバーの指輪に、何やら赤い石がついている、アンティーク調のもので、気に入っていました。

だいたい、20年位前の話です。

その指輪を着けて会社に行きました。会社で、経理のKちゃんがそれを見つけました。

「千代子さん、それ綺麗だね。何の石?」

「うーん、なんかよく知らないけれど、人造の石なんだって。昔は、流行ったらしいよ」

「えっ、胆石?」

ちっ、違う! 腎臓ではなく、人造です!

Kちゃん、とても真面目な子で、ウケを狙った訳ではないのに、何だか強烈なボケでした。

あの子は、高校の時、吹奏楽部でクラリネットを吹いていたそうです。

千代子も、偶然、高校では、吹奏楽部でクラリネットを吹いていたのでした。

クラリネット、時々、ピッ、とかキッとか、音が外れると焦るよね」という話で盛り上がりました。

その時、Kちゃんは、ふっと「あんな風に、夢中になれた時が懐かしい」とつぶやきました。Kちゃんは、少し暗い目をしていました。

明るい、しっかり者のKちゃんがこんな事を思っていたのだと、千代子は少し驚きました。

話す人だけが悩む訳ではないし、話さない人の、言葉にしない悩みもあるのだと、いい歳をして気づいたのでした。

Kちゃん、しばらく連絡をとっていないけれど、元気だといいなあ。

憧れの胡蝶蘭

千代子は、花屋さんで胡蝶蘭を見かけるとじっと眺めてしまいます。

素敵。でも高価。

胡蝶蘭は、いつか自分へのご褒美に買いたいもののひとつです。

クネオ君と交際中の事です。千代子は、「私だって『君は胡蝶蘭の手入れだけをしていればいいよ』と、一生に一度くらい言われたい」と半分、本気でクネオ君に言いいました。クネオ君は、言わされている感たっぷりに、「君は胡蝶蘭の手入れだけをしていればいいよ」と言いました。

しかし、やはりそうはいかず、千代子はスイカを買い、平日は通勤をしています。

今年の誕生日には、欲しいものは、自分でお金を貯めて買います。

しかし千代子は、かつてサボテンを枯らしてしまうという黒歴史を持ちます。

胡蝶蘭を自宅に迎え入れる際は、育て方の本できちんと学習をしないといけません。

料理は好きなのに、植物を育てるのと手芸は苦手なのです。

今度こそ、失敗せずに胡蝶蘭を育てたいです。

公園の癒しパワー、恐るべし

今日は、いい天気。

近場の公園が、牡丹、芍薬が見ごろというネットの情報を知り、見に行きました。

しかし、残念。まだ、つぼみが多い状態でした。

 

これも、ものは考えよう。芍薬から「来週は、見ごろよ」と予告されているのでは。

それでも、せっかく来たのだから、皆様に紹介出来るような、咲いている花を探して写真を撮りました

 

普段、千代子は見やすいように、写真は、少し小さくして載せています、

けれど今日は、芍薬を見た時のウキウキ感をお伝えしたくて、写真の大きさを調整しないで載せています。
花の持つ生命力は、眺めている千代子にも伝わります。

風が木の葉の間をすり抜ける時、さわさわと音をたてます。

その音を聴きながら、公園を散歩していると、日頃の千代子の心に積ったダルダル感も溶けていく感じがします。

自分の心もさわさわとした、軽やかなものに変わる気がするのです。

公園の癒しパワー、恐るべし。

千代子にとって、公園は生きる必需品に近いです。たとえ、駅近のいい場所にあっても、商業ビルに変えずにずっと公園の姿を保ってほしいです。

 

 

モンブランを作ってみました

モンブランAmazonでマロンクリームを見つけた時から、手作りが出来ないかと思っていました。

今日は、ついに挑戦してみました。

 

まずは、材料を。

台にするカステラと生クリームを近所のスーパーで買いました。

マロンクリームは、Amazonで注文したものが到着しました。

 

 

カステラをお皿に置きます。そこへ生クリーム、マロンクリームを絞り出せば完成と思っていました。

しかし、そこへ想定外の事が。

マロンクリーム、絞り出せないくらいの固さだったのです。

仕方がないので、生クリームを塗った上に、余った生クリームを混ぜた、少し柔らかくしたマロンクリームを載せる事に。

 

こんな仕上がりとなりました。

お店で出せる見た目ではありませんが、充分美味しく頂きました。

一緒に頂いた紅茶は、最近買ったキーマンです。ストレートでも飲みやすい、渋みの少ない紅茶でした。

平日の料理は、仕事の様な気持ちですが、休日に自分の作りたいものを作る時は、やはり、これは趣味だと思います。

 


 

酒井順子さんのエッセイ

昔、ひどく落ち込み、休日にも外出したくない時がありました。

Amazonで注文し、酒井順子さんのエッセイ「負け犬の遠吠え」を読んだのは、その頃なのでした。

もう、おもしろい。女子同志で気の置けないおしゃべりをしている時の雰囲気が漂っていました。少し自虐、少し露悪。読んでいて、久しぶりに大笑いしました。

特に、千代子が激しく同意したのは、負け犬にならないためには、ベージュのストッキングを着用するべしという教えです。

ちなみに、千代子はストッキングを、感触が苦手であまり履きません。

しかし、結婚を夢見る二十代の女性が、世の中のおじさま、おばさま世代に納得して貰うには、ベージュのストッキング着用、そしてそれに合わせる少し保守的な装いではないかと思います。

この少し保守的というさじ加減が難しいところです。

リクルートスーツを普段着るのは、不自然です。高齢者、年長者から違和感を持たれない、主張の強くない洋服という感じでしょうか。

きちんとそのあたりをわきまえている人は、やはり相手の両親からの印象もよくなるのでしょうか。

この話を、50歳を過ぎてから結婚した千代子がするのも、何とも説得力に欠けるかもしれません。

イメージとしては、同居する自分の兄や、弟のガールフレンドが、初めて家を訪ねて来た際、どの様な装いの女性なら安心するかという感じなのでしょうか。

酒井順子さんのエッセイの面白さを紹介したいつもりだったのに、何だか話がそれてしまいました。

時々、千代子は自分の書いた文章を読み返し、話がそれる、飛躍する事が多いと反省しています。

すいません、この文章も本の紹介という事で、カテゴリーは、読書とします。