1962年生まれ、かな入力千代子のお天気日記

あの、自分が還暦を過ぎた事が自覚できないのです。まだ知りたい事、知らない事が沢山ある気がします。

捨て活に目覚めました

最近、せっせと掃除をし、分別してゴミ出しをしています。

これを捨て活というらしいです。

捨て活を始めて、約2週間経過しました。それでも、まだまだ、捨てるもので溢れています。

今朝は、市の粗大ごみの回収の部署に電話をかけました。

プラスチックの衣装ケース1つと、使えなくなった掃除機を粗大ごみに出す予定つもりです。

3年前に結婚する時に、大掃除をして、かなりのものを捨てたつもりです。

それなのに、今回掃除をして、持っているのに、忘れて買い直したものが結構ある事が判明しました。

服も、全体を見直すと、持っているのに、似た服を買っている事に気づきます。

在庫の管理をきちんとしていないために、無駄なお金を使った事に反省をしています。

これから先、からだの自由が利かなくなった時には、粗大ごみを捨てに行く事も出来なくなります。

動ける今のうちに、出来るだけ余計なものは処分します。そして、大切なもの、思い出の溢れるものだけに囲まれた生活をしたいです。

 

 

カーネーションと母の日の思い出

久しぶりに花を買いました。

バラ、カーネーション、ガーベラです。

やわらかいピンクが、春らしい花束です。

 

以前、会社の人と花見の話をしました。

その時、千代子は「疲れている時に花を眺めると、花の生命力で元気を貰える」と言いました。

聞いた人は、「そんな事言う人、初めてだ」と不思議そうな顔をしていました。

何か、生き物に触れる事で癒される気がするのです。子供やペット等でも、そんな気持ちになる人もいるのではないでしょうか。

 

カーネーションの花は、母の日を思い出します。

千代子の母は、既に他界しています。広告で母の日のプレゼントのお薦めが送られてくると、少し複雑な気持ちになります。

ハーゲンダッツのアイスクリームが日本に出始めたばかりの頃、母の日に小さなカップを8個くらい買って帰り、母に喜ばれた日もありました。

 

部屋のカーネーションを眺めていると、さまざまな母の思い出がよみがえります。

 

ユニクロ愛について語る

千代子は、気が付くと衣類を、ほぼユニクロで買っています。

カジュアルなものだけでなく、面接用のジャケットやブラウスまで買える様になり、助かっています。

このユニクロ、今世紀になる前ですから、25年くらい前から、買っているのです。

最初の頃は、フリースとデニムばかり売っていたブランドという印象が強かった気がします。

それが、品ぞろえも豊富になりました。

特に、2年前に買ったダウンコートは、綺麗なブルーグレーで、気に入っています。

また、サイズも豊富になりました。千代子は、若い頃はレディスのMを着ていました。

少しずつ太ってきて、今は、レディスのXLを着ています。

それだけではなく、ニットやTシャツは、メンズのMも丁度いいサイズ感で着ています。

このメンズのMは、小太りの千代子と背の高いクネオ君、両方とも着られるサイズです。

中に白いTシャツを着て、カーディガンにブルー系あるいは、グレーを着る。この着方で、クネオ君と千代子は、一枚のユニクロの服を二人で着る事もしています。

ユニクロは、ネットで販売する様になりました。これが便利です。

お店でゆっくり見て回れない時でも、自宅の端末で検索し、注文。後日店に受け取りに、または配達して貰えるのです。

最近は、サイズも安定して、服も買い替える必要もなくなりました。

それでも、ユニクロの広告は、PCのメールに入って来ると、じっくり眺めてしまいます。

日本橋高島屋に行きました

友人と、日本橋高島屋に行きました。

待ち合わせは、11時45分。高島屋地下2階のアルポルトカフェの前です。

少し前に到着した千代子は、地下1階の食料品売り場で塩瀬のお饅頭を買いました。

このお饅頭、三島由紀夫の初期作品「仮面の告白」の中で、戦前の学習院では、行事の度に、生徒に配られるものとして、描かれています。

ミーハー&食いしんぼの千代子は、塩瀬のお饅頭が高島屋が売られている事を知り、買ってみたいと思っていました。

今回、初めて買ったお饅頭、皮にすりおろした大和芋が練り込まれ、しっとりとした食感と、甘さ控えめの小豆餡で、食べやすいものでした。

塩瀬のリンクを貼ります。

www.shiose.co.jp

 

買い物を済ませ、アルポルトの前で待ち合わせ。

友人到着、昼食を。千代子は、この店のミートソースが大好きです。

かつて、外食のミートソースは、トマトソースの中に僅かなひき肉が浮かんでいるものとしか思っていませんでした。

うちで食べるミートソースが一番美味しいと確信していました。

しかし、アルポルトでミートソースを食べた時、「参りました」「うちよりも、もしかしたら美味しいかもしれない」という気持ちになりました。

それ以来、この店ではミートソースばかり注文しています。

alportocaffe.org

 

昼食を終えた後は、本館8階で催されている日本画家、上村松園の展覧会に。

清らかで妖艶な美人画の世界にうっとりとしました。

 

www.takashimaya.co.jp

 

高島屋には、4時間くらい滞在しました。見たいところを見て回り、満足した半日を過ごしました。

 

生き方に迷う時の読書

ゴールデンウイーク、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は、近場の外出をする以外、これと言った過ごし方をしていません。

現在、働いていないため、休日でもオン・オフについて考えていないからと思います。

仕事をしている時には、「休日には、あれをやって、あそこに出かけて」をしっかり考えていました。

しかし今は、「出かけると交通費がかかるし」と、まず考えてしまい、家にぼんやりと過ごしてしまいます。

事情があって仕事を辞めたので、退職に後悔はしていません。

それでも、なにか生活にメリハリがないなと思ってしまいます。

こんな生活をしていると、やはり迷いもあります。このままで良いのかと思う時、PCを開き、Amazon自己啓発本をポチポチと買ってしまうのです。

この自己啓発本、何冊も読んでいると、ふと我に返る時があります。

「向上、一流、これを目指す事の大切さは、理解できた。でも、本を読んだ後、明日の自分の生活をどう変えていくのか」

こんな事を思い、部屋に積み重ねた本の数々を、白々と眺めてしまいます。

一方で、新たな自己啓発本のレビューを読んで、買うか検討している。

今、この文章を打ちながら、結局、どうしたいのかを考えています。

本を買うにとどまらず、人に会い、話す。そして、反論されたり、指摘されたりする事を恐れず、人との対話の中から、自分のありたい姿を見つけられたらと思います。

今日は、ひさしぶりに友人と会い、食事をしたり、喫茶店でおしゃべりをしました。

以前は当たり前に思っていた、人との会話を満喫し、話す相手がいる幸運に感謝しました。

 

再び、小さな村の物語 イタリア

土曜日は、6時からBS日テレで「小さな村の物語イタリア」を見るのを楽しみにしています。

この番組については、以前も紹介しました。

今日は、イタリアの村の鍛冶屋さんとオーガニックで農業を営む営む女性の物語でした。

鍛冶屋さんは、幼馴染みの女性と結婚、妻は現在闘病中です。妻を献身的に支え、弟子を育て、実直に働く人です。

この鍛冶屋さんの言葉に、「お客さんから注文されたものについて、喜ばれるとうれしい」という言葉がありました。

それを聞き、千代子は、はっとしました。

本来、誰かのために働くのですから、当然なのです。それでも、自分の在職中、自分の仕事の先に、喜ぶ人がいる事を想像できない時がありました。

「喜ばれてうれしい」

この言葉の素朴で力強い気持ちから、随分遠ざかってしまったと、自分を振り返り、考え込んでしまいました。

また、オーガニックで農業を営む女性は、食事の時は、家族で手をつなぎ、祈りをささげてから食事を行っていました。

日本で習慣の違いから、祈りを捧げる事を行いません。その代わり、「いただきます」という言葉があります。この言葉を最近、きちんと言わないと思いながら見ていました。

この番組では、イタリアの食事についても、字幕付きで紹介しています。様々なパスタや煮込みの美味しそうな画面には引き込まれます。

それも、家族と食卓を囲むという事を大切にしているからこその美味しい食事なのです。

千代子も、家族との食事は大切にしているつもりです。

それでも、この番組を見ると、自分の指からすり抜けた、心の豊かさを見た気持ちになります。

以前も紹介しました記事も、お読みください。

 

chiyokkochi.com

バッハ 無伴奏チェロ組曲で静寂を味わう

ヨーヨーマの演奏するバッハ 無伴奏チェロ組曲、聴いていて清々しい気持ちになります。掃除をして掃き清めた部屋でお茶の飲んでいる時の気持ちに近いでしょうか。

こちらの動画は、ヨーヨーマがテネシー州にあるグレート・スモーキー山脈国立公園の中で演奏したものです。よく耳を澄ますと、流れる川の水の音が聴こえて来ます。

ヨーヨーマは、四歳で父親の手ほどきでチェロを始めた時から、このバッハ 無伴奏チェロ組曲を弾き続けている、まさに人生の伴侶の様な曲です。

 

千代子は、たぶんゴールデンウイークも、旅行をする事もなく過ごす事になりそうです。

それでも、身近にあるものの中から、綺麗なもの、心を動かされるものを見つけていきたいです。

 

www.youtube.com