1962年生まれ、かな入力千代子のお天気日記

あの、自分が還暦を過ぎた事が自覚できないのです。まだ知りたい事、知らない事が沢山ある気がします。

さまよい

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さまよい 1977年発表

クイーンのこの曲をご存じの方は、熱心なファンだったのではないでしょうか。

ロジャー テイラーの曲です。

映画「ボヘミアン ラプソディー」の中で、ロジャーは、直情的な人として描かれていました。しかし、この曲を聴くとそんな人ではないと思ってしまいます。

何者かになりたい、そう思いながらも、何になればいいのか分からずに、さまよっていた過去の自分を振り返る。今でも、どこか充たされないものを感じながら生きている。

そんな内省的な曲です。

千代子も、時々、過去を思い、苦い思いをしたり、不透明な将来を思い、不安感じる事があります。

将来の事など、誰にもわかりません。

それでも、先を考えてしまうのは、今、もの凄く忙しい訳ではないのでしょう。

本当に忙しかった時は、今と1時間後くらいしか、考えられなかった気がします。

仕事を得る事が出来たのは、本当に感謝すべき事なのに、この仕事で良いのか。

スキルを身に着けても、履歴書の年齢や写真で採用されないのなら、今の仕事に感謝すべきなのではないか。とか。

会社員を辞めて3か月くらいは、自由になった気持ちになりました。でもそれは、会社の看板を外したところで、自分はどのくらい、需要があるのかを思い知らされる事です。

この曲を聴くと、怒りを握りつぶして生活したあの頃に、何か懐かしさを感じるのです。

奇妙な事だと思います。